世界中のアンダーグラウンド・ダンスフロアを魅了してきたDay Zeroが、2026年1月3日、ブラジル・アラゴアス州の海岸都市サン・ミゲル・ドス・ミラグレスにて初開催されることが発表された。創設者であるダミアン・ラザラスがキュレーションしたラインナップは、ブラジルのエレクトロニック・ルネッサンスを象徴すると同時に、グローバル・シーンの先鋭を結集した内容となっている。
世界とブラジルをつなぐラインナップ
出演者はアルファベット順で、アンナ、バスカー、ブラック・コーヒー、ダミアン・ラザラス、デア・ジェイド、デニス・クルス、ハニー・ディジョン、ジャクソン、マリヴ、マス x アンチドット、ミーラ、モーチャック、オムリ.、トラウマ、アンフェイズド、ヴィンテージ・カルチャー、フーメイドフー。
国際勢では、南アフリカの象徴的存在ブラック・コーヒー、ハウスアイコン“ハニー・ディジョン”、ミニマルの名匠トラウマ、ライヴトリオ“フーメイドフー”らが参加。さらに、コズミックな選曲で知られるデア・ジェイドやカナダの新鋭アンフェイズドも名を連ねる。
一方、ブラジル勢は豪華である。ヴィンテージ・カルチャー、新鋭スター“モーチャック”、ベテランのアンナ、メロディックなデュオ“マス x アンチドット、そしてバスカー、マリヴ、ジャクソンらが登場し、ブラジルが世界の電子音楽地図で急速に存在感を強めていることを示している。
儀式としてのDay Zero
Day Zeroは単なるフェスではなく、自然と音、儀式が交錯する「通過儀礼」として知られてきた。毎回、日の出に合わせてダミアン・ラザラスがプレイするサンライズ・セッションは最も神聖な瞬間であり、レアなエディットや大胆な再構築を織り交ぜた物語性の高いプレイで知られている。観客は夜と朝、影と光、儀式と再生を行き来するような体験を味わうのである。
聖なる土地での初開催
これまでDay Zeroは、メキシコ・トゥルムのマヤ遺跡やイスラエル・マサダ砂漠といった土地のスピリチュアルな文脈を反映してきた。ブラジル編の舞台となるサン・ミゲル・ドス・ミラグレスは、ターコイズブルーの海とエメラルド色のジャングルが溶け合う神秘的な地であり、先住民の文化的遺産とリズムが息づく場所である。ここでDay Zeroは、土地と人々に敬意を払いながら、新たな共同体的儀式を紡ぎ出すことになる。
開催概要
- イベント名：Day Zero Milagres Brasil
- 日程：2026年1月3日（土）
- 会場：サン・ミゲル・ドス・ミラグレス（ブラジル・アラゴアス州）
- 主催／協力：Damian Lazarus、Entourage Live、Plus Network、Tamo Junto、Gaz Events、BOMA
- 出演：ANNA、Bhaskar、Black Coffee、Damian Lazarus、Deer Jade、Dennis Cruz、Honey Dijon、Jackson、Malive、Maz x Antdot、Meera、Mochakk、OMRI.、Traumer、Unfazed、Vintage Culture、WhoMadeWho ほか
Day Zeroが提示するのは、音楽フェスティバルを超えた「音と儀式の体験」である。サン・ミゲル・ドス・ミラグレスという聖なる地で織りなされる2026年最初の夜明けは、世界中のダンスミュージック・ラバーにとって忘れがたい瞬間となるであろう。
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