シンガポール発、Z世代の恋愛詩人Regina Song──新曲「Before i leave」で描く“恋の余韻”

2025年8月15日

The Orchard Japanはシンガポールの人気アーティスト、Regina Song（レジーナ・ソング）が新曲「Before i leave」を発表したことをアナウンス。今年のMUSIC AWARDS JAPAN 2025で「the cutest pair」が最優秀アジア楽曲賞にノミネートされ注目を集めた彼女が、前作のバラード「Love Me Again」に続き、今回も恋愛の心の深部を掘り下げてきた。

「Before i leave」は、失恋直後に訪れる混乱と余韻をテーマにした一曲。リバウンドの恋心、過去の投影、そして“愛されたい”という欲求に飲み込まれる瞬間を、彼女は率直に描く。ボストンでの夏期プログラム滞在中に実際の出来事から着想を得て制作された楽曲で、英語詞の中には「I am yours for free / So take in all of me / I’ll let you slide right into my heart」という、これまでの“恋するガール”像からは一歩踏み込んだ脆さと衝動が刻まれている。

この曲を聴く人が、失恋後のぼんやりとした日々の中で“自分はひとりじゃない”と感じられるように――Reginaはそんな願いを込めて歌っている。

Regina Song（レジーナ・ソング）プロフィール

シンガポール出身、21歳。青春の甘酸っぱさや切なさを真空パックするようにメロディと歌詞に閉じ込め、Z世代を中心に世界的な支持を獲得。2024年にはSpotifyで最もストリーミングされた国内アーティストの一人に。
昨年6月リリースのシングル「the cutest pair」はTikTokで6万8,000本以上の動画に使用され、累計4,900万回超のストリーミングを記録。Spotify「Viral 50 – Global」でトップ入りし、同年のSpotify「RADAR」アーティストにも選出。
2024年のデビューアルバム『fangirl』発表後は、マレーシア・クアラルンプール、タイ・バンコク、インドネシア・ジャカルタ、フィリピン・マニラを巡る東南アジアツアーを全公演ソールドアウト。今年5月のMUSIC AWARDS JAPAN 2025授賞式参加で来日も果たした。