
ロック史を60年以上にわたり彩ってきた伝説的ブランドMarshallが、タイ・バンコクのカルチャー地区チャルーン・クルンに新施設「Marshall Livehouse Bangkok」をオープンする。4階建ての複合施設として誕生する同拠点は、ライブハウスであり、コミュニティの交流場であり、ブランド体験のショーケースでもある。
音楽とコミュニティを結ぶ場
「Marshall Livehouse」は、単なるライブ会場にとどまらない。毎週のライブイベントでは新進アーティストにパフォーマンスの場を提供し、既存のアーティストにとっても新しい観客との出会いを生む。3階には2室のリハーサルスタジオが設けられ、手頃な料金で利用できる。ジャンルや経験を問わず幅広い音楽家が創造力を育める空間として機能する予定だ。
ミュージック&カルチャー責任者のHataichanok “Pan” Uttaburanontは次のように語る。
「バンコクは音楽都市として成長を遂げてきましたが、クリエイター同士が交わり創作を共有できる場はまだ不足しています。Marshall Livehouseは、ツールや空間を提供することで地元のアーティストの可能性を広げ、世界へと羽ばたく足がかりとなるはずです。」

各フロアで体験するMarshallの世界
- 1階:ライブステージ&バー(City Boy Coffee Standが運営。昼はカフェ、夜はバーとして営業)
- 2階:ヴァイナル・リスニングバー&ギアハブ(製品サポートやワークショップも併設)
- 3階:リハーサルスタジオ2室(最高級のMarshall製品を完備)
- 4階:イベントスペース(展示、ショーケース、コミュニティイベントなど多目的に利用可能)
パートナーシップと未来への展望
今回のプロジェクトは、東南アジアで10年以上にわたりMarshall製品を取り扱ってきた流通パートナーAsh Asiaとの協力により実現。現地での運営や投資をAsh Asiaが担い、Marshallはクリエイティブディレクションや製品統合、グローバルネットワークを提供する。
Marshall Group代表のJeremy de Maillardは次のようにコメントしている。
「私たちは草の根の活動から世界の大舞台まで、あらゆるミュージシャンと音楽ファンを支えてきました。Marshall Livehouseはその精神を東南アジアに広げ、次世代のクリエイターにインスピレーションを与える拠点になると確信しています。」
一般公開と今後の展開
「Marshall Livehouse Bangkok」は8月16日に一般公開され、オープニング週には多彩なライブやコミュニティイベントが予定されている。今後はアジア全域、さらにその先へと広がるMarshallカルチャーの象徴的拠点として機能していくだろう。
👉 詳細は group.marshall.com