
サウスロンドン出身の新鋭プロデューサー、マム・トゥーディーが、ニュージーランド出身のシンガー、レン・ブレイクとコラボレーションした新曲「Backseat」を8月13日にリリースした。
トゥーディーは音楽家の父を持ち、幼少期からジャズ、ポップ、ヒップホップ、ソウルといった幅広い音楽に触れて育った。その影響を独自に融合させたスタイルは“DIYジャズR&B”とも称され、BBC Radio 1や1Xtra、6Music、NTSなどの主要ラジオ局、さらにComplexやClashといったメディアからも高い評価を得ている。



トランペットと歌声が溶け合うミッドグルーヴ
「Backseat」は、この秋にリリース予定のアルバムからのサードシングルである。Mom Tudieの象徴ともいえる伸びやかなトランペットと、パーカッシブでしなやかなビートに、Len Blakeの滑らかでアンニュイな歌声が溶け合い、聴く者を静かに感情の奥へと誘う。
洗練されたプロダクションは、音の隙間に余白と呼吸を残し、二人の音楽的個性を余すことなく引き出している。柔らかくも芯のある歌声と、空間を巧みに操るサウンドデザインが織りなすこの楽曲は、アルバムへの期待感を一層高めるものとなっている。

リリース情報
- アーティスト:Mom Tudie, Len Blake
- タイトル:Backseat
- ジャンル:R&B/Soul | Alt-R&B | Neo-Soul
- 配信日:2025年8月13日(水)
- レーベル:SWEET SOUL RECORDS
- 配信リンク
この楽曲は、クラブの夜明け前にも、静かな深夜のドライブにも似合う。そんな“どこまでも耳に寄り添うR&B”として、今後のライブやアルバムでどのように進化していくかも注目である。