
UKハウスシーンから、この夏のダンスフロアを席巻しそうな注目の新作が登場する。ダイナミックなハウスデュオPeverellと、圧倒的な歌声で話題のボーカル・プロダクション・トリオKuudaがタッグを組んだ「So Spiritual」が、8月22日にLet There Be Houseからリリースされる。

この楽曲は、まさにハウスミュージックの精神を体現した作品と言える。フィルタリングされたディスコストリングスのフックが印象的なジャッキンググルーヴの上に、ソウルフルなボーカルレイヤーが重なり、背筋がゾクゾクするような心に響く仕上がりとなっている。
さらに注目すべきは、UKハウス界の重鎮Yousefによるリミックスの存在だ。彼のシグネチャーとも言えるクリスプなプロダクションで、パワフルなバブリング・エレクトロニック・ベースグルーヴと大気的なシンセワーク、そして遊び心あるボーカルループを駆使。インパクトのあるドロップとブレイクダウンで、文字通り屋根を吹き飛ばすピークタイム・ハウス・アンセムに仕上げている。

Peverell & Kuudaとは何者か?
Peverellは1990年代後期からダンスミュージックシーンに貢献し続けているUKのDJ・プロデューサーデュオ。ソウルフル、ディスコハウス、ジャッキンといった幅広いジャンルを巧みにブレンドする多彩なスタイルで知られ、イビサを含むヨーロッパ各地でレジデンシーを持つ。これまでにLet There Be House、Phoenix Music、Love To Beなどのレーベルから50以上のトラックとリミックスをリリース。ハウスミュージック界のレジェンド、ロジャー・サンチェスとのコラボレーションも話題となった。
Kuudaはブライトン拠点の才能溢れるダンスミュージック・コレクティブ。チャーリー、メイヴ、オーリーの3人のプロデューサー・ソングライター・ボーカリストで構成され、それぞれ異なる音楽的バックグラウンドを持つ。プログレッシブ・アフロからジャッキンハウス、エモーティブ・ブレイクビートまで幅広いスタイルを得意とし、フランキー・ワウ、ホット・シンス82、サム・ディヴァインらとのコラボレーションで大きな注目を集めている。ホット・シンス82との最新シングル「ALIVE」では、ピート・トンとダニー・ハワードからBBC Radio 1でのサポートを獲得した。
Yousefは20年以上にわたってグローバルなエレクトロニックミュージックシーンに貢献し続け、UK最高峰のスキルフルで尊敬されるDJの一人として知られる。プロデューサーとしては5枚目となるアーティストアルバム「I Operate in Purple」を完成させ、Crosstown Rebels、Desolat、Cocoonなど世界最高峰のレーベルからの楽曲リリース数は他の追随を許さない。自身が主宰するCircus Recordingsは、カール・コックス、ケリ・チャンドラー、グリーン・ヴェルヴェット、ジェイミー・ジョーンズといったダンスミュージック界の巨人たちの楽曲をリリースする一方で、新しい才能の発掘でも知られている。
「So Spiritual」は、ハウスミュージックの本質を捉えた楽曲として、この夏のダンスシーンに新たな風を吹き込むことは間違いないだろう。

Peverell & Kuuda
‘So Spiritual’ (Incl. Yousef Mix)
Let There Be House / LTBH175
https://www.instagram.com/peverell_music
https://www.instagram.com/kuudaofficial