〈THE TRILOGY〉開幕 ── ウシュアイア・イビサが発表した2025年クロージング・ウィークエンド第1幕のラインナップとは

イビサ島の2025年クロージング・シーズンが、かつてないスケールで幕を閉じる──その名も〈THE TRILOGY〉。ウシュアイア・イビサ、ハイ・イビサ、そして今夏オープン予定の新クラブ〈[UNVRS]〉の3会場を舞台に、10月11日と12日の2日間にわたって開催される壮大なフィナーレである。

この歴史的な週末の口火を切るのは、10月11日(土)に開催される〈THE TRILOGY – PART ONE〉。会場となるウシュアイア・イビサでは、日中から夜へと変わる空の下、伝説と革新が交錯するエレクトロニック・ミュージックの饗宴が繰り広げられる。

圧巻のラインナップ、エリック・プライズが今夏唯一のウシュアイア公演を披露

本公演のヘッドライナーには、唯一無二の存在であるエリック・プライズが登場。最新レジデンシー〈[UNVRS]〉での成功を携え、彼ならではのプログレッシブな壮大さとエモーショナルな世界観をウシュアイアの巨大な屋外ステージに注ぎ込む。

続くのは、ドイツが誇るライヴ・アクト、ポール・カークブレンナー。アナログ機材を駆使した彼のライヴ・セットは、アンセミックでありながらも生々しい魅力に満ちており、その存在感はまさに別格である。

さらに、Drumcodeの首領アダム・ベイヤーが登場。硬派でエネルギッシュなテクノ・グルーヴでダンスフロアをヒートアップさせること間違いなしである。

加えて、ベルリンを拠点に活動するクリス・アヴァンギャルドが、シネマティックな音響と実験的なサウンドデザインで独自の世界を構築。フランキー・ワーはレイヴ由来の感情を織り交ぜたプロダクションでフロアを揺らし、ウクライナ出身のコロロヴァは、官能的なメロディック・テクノを精密に届ける。

ユリア・ニコは、ディープかつロール感のあるグルーヴでアンダーグラウンドの息吹を注入。デンマークからはライヴ楽器とストーリーテリングを融合させたトリオ、トリポリズムが登場し、今週末の“新たな発見枠”として注目を集めること必至である。さらに、層を重ねたプログレッシブなサウンドで注目を集めるJリボンも出演する。

イビサの未来を示す新たなクロージングの形

〈THE TRILOGY – PART ONE〉は、単なるクロージング・パーティにとどまらず、イビサ島のナイトライフの伝統と未来を繋ぐ象徴的な試みである。ザ・ナイト・リーグが仕掛ける本イベントは、ウシュアイアが持つ圧倒的なスケールと選曲美学を最大限に活かしつつ、次世代の音楽体験を創出しようとしている。

PART TWOおよびPART THREEの詳細は近日公開予定。PART ONEのチケット購入者には、続くパートの優先先行アクセスも提供されるとのこと。今後の発表にも注目が集まる。

🎟 チケットは公式サイト(theushuaiaexperience.com)にて販売中。

公演詳細

イベント名: THE TRILOGY – PART ONE
日時: 2025年10月11日(土)
会場: ウシュアイア・イビサ(Ushuaïa Ibiza)

出演アーティスト(A–Z順):
ADAM BEYER / CHRIS AVANTGARDE / ERIC PRYDZ / FRANKY WAH / J RIBBON / KOROLOVA / PAUL KALKBRENNER(LIVE) / TRIPOLISM / YULIA NIKO


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