
“伝統と革新の交差点”が再び中野に現れる。通称「盆ジョヴィ」として知られる異色の盆踊りイベント、「第13回中野駅前大盆踊り大会」が、2025年8月2日(土)・3日(日)の2日間にわたり、中野セントラルパークおよび中野四季の森公園で開催されることが発表された。主催は中野区民謡連盟および大会実行委員会。会場への入場は無料である。
本イベントは、「中野の唄と踊りを生唄で」をコンセプトに、地元の「中野音頭」をはじめ、「東京音頭」「炭坑節」「ドダレバチ」「鹿児島おはら」といった全国の民謡を、生演奏による盆踊りで堪能できる贅沢な催しである。昨年は2日間で延べ7万5千人を動員し、地域に根ざした文化行事として着実に定着しつつある。
特筆すべきは、毎年話題を呼ぶ豪華ゲスト陣のラインナップである。今回もDJ KOO、相川七瀬、丘みどり、DJやついいちろう、ザ・リーサルウェポンズらが出演予定。さらには、ボン・ジョヴィ本人からも公認された“あの”「盆ジョヴィ」──ボン・ジョヴィの楽曲で踊る盆踊り──が今年も帰ってくる。DJ CELLY a.k.a 盆ジョヴィのプレイによって、中野の夜が熱狂の渦に包まれること必至である。
この盆踊り大会は、単なる夏祭りにとどまらず、「生き生きとした日本の唄や踊りを多くの人に届けたい」という理念のもと、J-POPやディスコチューンに古典的な振りを合わせるなど、伝統と現代カルチャーを融合させる試みを継続してきた。その結果、老若男女が一堂に会する“地域のハブ”として愛される存在となっている。

実行委員長を務めるのは、日本民踊鳳蝶流の家元であり、東京2020オリンピック閉会式などにも出演した民謡アンバサダー・鳳蝶美成(アゲハビジョウ)。テレビやCM、各種イベントなどでも幅広く活躍する人物であり、本大会でもその手腕に大きな期待が寄せられている。
会場はJR中央線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩5分の好立地にあり、雨天決行・荒天中止の予定。詳細は公式サイト(https://nakabon.jp/)を参照されたい。
今年の夏、中野から日本全国へと元気と笑顔を届ける“令和の盆踊り革命”が、ふたたび幕を開ける──。
※イベント開催概要(抜粋)
- 日時:2025年8月2日(土)、3日(日)10:00〜21:00(予定)
- 会場:中野セントラルパークアベニュー/中野四季の森公園
- 入場:無料
- 主催:中野駅前大盆踊り大会実行委員会
- 後援:中野区/中野区観光協会ほか
- 出演:DJ KOO/相川七瀬/丘みどり/DJやついいちろう/ザ・リーサルウェポンズ/DJ CELLY a.k.a盆ジョヴィ/おしりたんてい ほか多数
