結成10年を迎えるclassicus、新作を7月リリース ── さよならのようで、はじまりのような8篇の手紙

元andymori、現在は銀杏BOYZなどのサポートドラマーとしても知られる岡山健二と、大分県杵築市にてカフェ「まめのもんや」を営む焙煎士・村上淳也による2人組バンド・classicus(クラシカス)が、2025年7月23日にニューアルバム『Hasta La Vista』をリリースする。結成10周年という節目を飾る今作は、彼らの現在地を穏やかに、しかし確かな温度で伝えてくれる一枚となっている。

アルバムタイトル『Hasta La Vista』は、スペイン語で「さようなら」「またいつか」を意味する言葉。これまでの作品タイトルとは異なる異国情緒を湛えた言葉選びは、彼らが内包する感情の幅をより広く照らし出している。本作には、過去作からの再録を含む全8曲を収録。SNS時代の心の揺らぎをソウルフルな響きに託した「ブルーバード」や、漫画家・諸星大二郎の世界観に触発されて描かれた鎮魂歌「Hasta La Vista」など、日々の生活と感情の隙間にそっと寄り添う楽曲が並ぶ。

演奏と歌唱を担うふたりは、三重県伊賀市出身の旧友同士。USインディーやフォーク・ロックに影響を受けたシンプルかつ温かなサウンドに、10年の積み重ねによって深みを増したハーモニーが溶け合う。都市と地方、音楽と日常 ── そんな距離のあわいから生まれる音楽が、本作にも色濃く表れている。

なお、アルバム発売直前の7月19日(土)には、東京・吉祥寺MANDA-LA2にてリリース記念のワンマンライブも開催。土曜の昼下がり、彼らの紡ぎ出す風景に身を委ねるまたとない機会となる。

『Hasta La Vista』リリース情報

  • アーティスト:classicus
  • タイトル:Hasta La Vista
  • 発売日:2025年7月23日(水)
  • レーベル:second hand LABEL
  • 仕様:CD / ダウンロード / ストリーミング
  • 価格:2,273円(税抜)/2,500円(税込)
  • 予約リンクhttps://diskunion.lnk.to/SHLT2
トラックリスト
  1. フェルメールの肖像 (free coffee ver.) ※再録
  2. 君の家まで (another motif ver.) ※再録
  3. ブルーバード
  4. Hasta La Vista
  5. みえない
  6. 土曜の夜
  7. ナイト・ドライブ

※特典情報は近日中に各種SNSで発表予定

『Hasta La Vista』発売記念ライブ情報

  • 日程:2025年7月19日(土)
  • 会場:吉祥寺 MANDA-LA2
  • 時間:開場 11:30 / 開演 12:00
  • 出演:classicus
  • チケット
    • 一般:前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500(+1ドリンク)
    • U23割引:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500(+1ドリンク)
  • 予約リンクhttps://tiget.net/events/401547

classicusプロフィール

classicusは、岡山健二(元andymori、現・銀杏BOYZサポートなど)と、カフェ店主で焙煎士の村上淳也による2人組バンド。三重県伊賀市出身、前身バンドを含め20年近いキャリアを持ち、2025年でclassicusとして10周年を迎える。フォーク・ロックやUSインディーからの影響を軸に、素朴な音像と包容力ある歌を届け続けている。現在は東京と大分を拠点に、それぞれの暮らしと音楽活動を行いながら、地に足のついた表現を探求している。

公式リンク:https://monchent.lnk.to/classicus

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