
アンダーグラウンド・クラブカルチャーの可能性を追求するパーティ「R3FRACT」が、始動1周年を記念したイベント「R3FRACT Presents: 1st Anniversary & Counter attack」を2026年10月17日(土)に開催する。出演者にはMars89、Akiram En、Lisa Mizuno、TEI TEIらが名を連ね、Takurou Kawakamiがフロアデザインとレーザー演出を担当。「西暦2100年、人々は音楽を愛せているのだろうか」という問いを掲げ、商業主義が加速する現代の音楽シーンに対して、アンダーグラウンド・カルチャーの存在意義を改めて提示する一夜となる。
Mars89、Akiram Enらが出演。音楽と空間演出で独自の世界観を構築
今回のイベントには、Mars89 & Akiram En、Lisa Mizuno & TEI TEI、Ryunosuke Urabe & Kazu、Usk° & Yuoto Saito、芥川 Akutagawa、zizi & nomotonootootoの6組がラインナップ。
さらに、mono/CUBE/ΔKのTakurou Kawakamiがフロアデザインとレーザー演出を手がけ、音楽と視覚表現を組み合わせた空間を展開する。
1周年という節目に掲げられた「Counter attack(反撃)」というテーマには、商業化が進むクラブカルチャーに対するR3FRACTの問題意識が反映されている。
「2100年、人々は音楽を愛せているのだろうか」 ── 商業化するクラブカルチャーへの問い
R3FRACTは今回の開催にあたり、「西暦2100年、人々は音楽を愛せているのだろうか」というメッセージを発表した。
そのステートメントでは、巨大資本によるカルチャーの商品化や、プラットフォームへの依存、SNSの普及によって変化するダンスフロアのあり方などに言及。音楽そのものを楽しむ場所であるはずのクラブが、写真や動画を撮影するための空間へと変わりつつある現状に疑問を投げかけている。
また、音楽産業を取り巻く経済活動と、社会における暴力や搾取の構造との関係についても問題提起。文化が商業的な価値だけで評価されることへの危機感を示している。
こうした状況に対し、R3FRACTが重視するのは、音楽を深く探求する姿勢と、暗闇のダンスフロアで生まれる自由な体験だ。
アンダーグラウンドの未来を見据えた、1周年の「反撃」
今回のコンセプトには、哲学者ミシェル・フーコーが提唱した「ヘテロトピア」という概念も取り入れられている。日常社会とは異なる価値観や関係性が成立する場所を意味するこの言葉を通じて、R3FRACTは未来のアンダーグラウンド・カルチャーのあり方を問いかける。
また、イベントではジェンダー、セクシュアリティ、人種、年齢などにかかわらず、多様な参加者が安心して楽しめるセーファースペースの形成を目指すことも表明。互いを尊重しながら音楽を共有できる環境づくりを重視している。
音楽の商業化やSNS時代のクラブ体験に対して、独自のメッセージを発信するR3FRACT。1周年を迎える今回のイベントは、ダンスフロアの持つ本来の魅力と、アンダーグラウンド・カルチャーの未来を考える機会となりそうだ。
EVENT INFORMATION
R3FRACT Presents: 1st Anniversary & Counter attack
日時: 2026年10月17日(土)OPEN 22:00
料金: ADV ¥2,500 / DOOR ¥3,000
LINEUP
- Mars89 & Akiram En
- Lisa Mizuno & TEI TEI
- Ryunosuke Urabe & Kazu
- Usk° & Yuoto Saito
- 芥川 Akutagawa
- zizi & nomotonootooto
FLOOR DESIGN / LASER
Takurou Kawakami[mono/CUBE/ΔK]
