
世界で唯一、“未経験者歓迎”を掲げるDJコンペティション&ミュージック・アカデミー「Your Shot」が、初となるアメリカ版をロサンゼルスとニューヨークで開催。大きな注目を集めたこのUSデビューは、記録的な動員とともに幕を閉じ、2人のチャンピオン ── Jelly Bean(LA)とPunky Butter(NYC)を輩出した。
誰もがデッキに立てる場所 ── Your Shotという思想
Your Shotは、DJ経験の有無を問わず、音楽への情熱さえあれば誰もが参加できるプログラムだ。今回のUSシーズンでは、ロサンゼルスに300名以上、ニューヨークに250名以上の参加者が集結。バックグラウンドも年齢も異なる“普通の人々”が、プロフェッショナルによる指導とメンタリングを受けながら、デッキに立つためのスキルと自信を身につけていった。
テクニックの習得にとどまらず、創造性を引き出し、仲間とのつながりを育む ── Your Shotが目指すのは、DJカルチャーの民主化そのものだ。
ロサンゼルス:5,500人が見守ったJelly Beanの戴冠
ロサンゼルスでは、2日間で5,500人以上が集まり、会場のCatch One史上最大規模の動員を記録。その頂点に立ったのが、Jelly Beanことアシュリー・ウィルキンスだ。サンタクラリタ在住の29歳で、普段はウェルネス業界のコンサルタントとして働く彼女は、ダブステップやベースミュージックへの愛を全身で表現するダイナミックなDJセットを披露。長年の夢だった“DJとしてステージに立つ”という目標を、この場で現実のものにした。















ニューヨーク:Punky Butterが鳴らしたハウスとテクノの確信
ニューヨークでは、2日間で約4,000人が来場。ブルックリン在住の34歳、Jade LetlowことPunky Butterがチャンピオンに輝いた。昼はシニア・クレーム・エグザミナーとして働く彼女だが、夜はハウスとテクノを軸にしたスムースなDJセットでフロアを掌握。Your Shotを通じて得たのは、スキル以上に“自分を表現する自信”と、新たなコミュニティへの帰属意識だったという。












次なるステージはフェスティバル ── 夢はさらに広がる
今年のUSチャンピオン2名には、アメリカ有数の音楽フェスへの出演権が与えられる。1人はポコノの森で開催されるElements Festivalへ、もう1人はサンディエゴの海辺で行われるCRSSD Festivalへ。Your Shotで培った経験が、より大きな舞台で鳴り響く瞬間が訪れる。
2010年から続く、人生を変えるDJアカデミー
Your Shotは2010年にオーストラリアとニュージーランドでスタートして以来、何千人もの人生を変えてきた。ここで得られるのは勝敗だけではない。新たなスキル、かけがえのない人間関係、そして次の一歩を踏み出す勇気だ。
DJカルチャーを“特別な人のもの”から“誰にでも開かれた表現”へ。Your ShotのUS初開催は、その理想が国境を越えて通用することを、確かに証明した。
今後のシーズンや参加方法については、公式サイトをチェックしてほしい。
https://www.yourshotdj.com/
