Skyline Festival 2026──“LAアンダーグラウンドの現在地”を映す、過去最大規模のラインナップを発表

新拠点 Ace*Mission Studios で迎える5周年

ロサンゼルス発・Factory 93が手がける Skyline Festival が、2026年2月28日〜3月1日に開催される次回エディションのラインナップを公開した。5周年となる節目の今年は、新たにダウンタウンの Ace*Mission Studios を舞台に、世界のエレクトロニック・ミュージックとLAのアンダーグラウンドをつなぐ、同フェス最大規模のプログラムが展開される。

Skylineは、LAのレイヴ文化が息づく地帯を渡り歩きながら、モダンなハウス/テクノの実験場として進化を続けてきた。今回の移転は、そのDNAをより鮮やかに描き出す大きなターニングポイントとなる。

世界を動かすキープレイヤーが集結

2026年のラインナップは、シーンの潮流を形づくるトップアクトから鋭角なブレイクスルー勢まで、ジャンルの現在地を総覧できる内容だ。

ハード・テクノの象徴として君臨する 999999999 を筆頭に、UK地下の要であるベンUFO、孤高のミニマル・マスター リッチー・ホウティン、シーンを横断するアヴァロン・エマーソン、破壊力と美学を共存させるVTSS、そして熱狂を呼ぶアイ・ヘイト・モデルズ──。

さらに、ザ・ブレスド・マドンナ × HAAi など、野心的なB2Bセットが多数組まれているのもSkylineらしいポイントだ。
ハウス〜テクノの未来を提示するキュレーションは、LAという都市そのものの多面性を映し出している。

4ステージ体制へ拡張──Resident Advisorと手を組む“Downtown Stage”

今年は、West Side/East Side/Arts District の3ステージに加え、新たに Resident Advisor がホストを務める “Downtown Stage” が登場。ここでは、前衛的かつジャンルを自在に行き来するアーティストがラインナップされ、テクノの先端を感じる濃密な空間が築かれる。

Nick León、Verracoといったラテン圏の新潮流から、MCR-T のロウなスピード感、SPFDJの破壊的エネルギーまで──多様性と刺激が渦巻く、Skylineの新しい象徴的ステージとなりそうだ。

ハードからグルーヴハウスまで──East Side & West Side の個性

East Side Stage

Dennis Cruz、Chris Stussy、Beltranらのフロア直撃型ハウスを軸に、Marco Carola、KI/KI、Elli Aculaといった世界的アクトが参戦。The Blessed Madonna × HAAiのB2B、Toman × Miguelle & Tonsなど、熱量の高いセットが並ぶ。

West Side Stage

999999999、Joseph Capriati、VTSS、Quest、DJ Seinfeldほか、テクノ〜エレクトロ〜ブレイクスを幅広く横断する面々が名を連ねる。Adrián Mills × Cloudy、DJ Tennis × DJ Boringといった一度きりの邂逅も見逃せない。

LAの歴史を受け継ぐ新拠点──Ace*Mission Studios

会場となる Ace*Mission Studios は、かつて飲料の配送ハブとして稼働していた歴史ある倉庫群。LA River沿い、Arts Districtの隣というロケーションは、90年代から受け継がれるロサンゼルスのレイヴ文化と強い結びつきを持つ。Skylineはこの敷地を2日間にわたり“新時代の地下空間”として再構築する。

また、イベント後には会場内の倉庫で公式アフターパーティも予定されており、計10時間超のロングランでシーンの熱を体感できる仕様となる。

チケット情報

Community Ticket Presale:12月5日 11:00(PT)開始
一般販売:12月5日 12:00(PT)開始

ステージ上からの鑑賞が可能な Stage Access Ticket は特典が拡張され、専用入口、トップシェルフバー、空調付きプレミアムトイレ、バックヤード・ラウンジなどが利用可能となる。

Skyline Festival 2026は 21歳以上 を対象としたイベント。

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