
感情と破壊力が同居する“エモーショナル・ベース”の新機軸
ダンスミュージックを横断するプロデューサーとして不動のポジションを築く GRYFFIN と、バスミュージックの新鋭として急速に存在感を高める YDG。両者による初の本格コラボレーション「The Feeling」がついにリリースされた。10K Projectsから放たれたこの1曲は、両者の現在地を象徴する強烈な一撃である。
メロディと破壊力の融合──フェスを揺らす最新“名刺代わり”
「The Feeling」は、GRYFFINが近年開拓してきた“エモーショナル・ベース”の路線をさらに推し進め、メロディックなビルドと、YDGらしいハードエッジなドロップが鮮やかに交差する楽曲である。
プログレッシブの多幸感と、ベースミュージック特有の衝撃性。その両方を飲み込むことで、巨大フェスのステージでこそ真価を発揮する“揺さぶり型”のナンバーが完成している。

Coachellaで芽生えた友情から生まれた1曲
GRYFFINとYDGはここ1年で急速に距離を縮めたという。きっかけは、GRYFFINがCoachellaのDo LaBステージでYDGの「You & Me」リミックスをプレイしたこと。
その後、GRYFFIN作品「MAGIC」の公式リミックスをYDGが手がけ、ついに2人のコラボが実現。GRYFFINは本作を次のように語っている。
「YDGのリミックスは2024年のDoLaBでのハイライトだった。それ以来、ほぼすべてのセットでプレイしたよ。彼とのコラボは自然で、作っていて正しい方向に進んでいると確信できた作品なんだ」— GRYFFIN
YDGもまた、
「GRYFFINとの制作はとても刺激的で、2人のサウンドがぴったりハマった」
と語り、本作への手応えを示している。
GRYFFIN、絶好調のキャリアを更新
GRYFFINは2024年のアルバム『PULSE』を経て、Kaskade、Excision、GRiZらとのコラボを連発。進化し続ける作家性を武器に、シーンの重要人物であり続けている。本作「The Feeling」は、その動きの中でも特に象徴的な1曲である。
年末にはHiJinxやContact Festivalなど、北米各地の大型イベントへ出演予定で、2025年のスタートダッシュもすでに確定している。
YDG、バスミュージックの“新世代旗手”へ
一方のYDGは、MarshmelloやJohn Summit、Sub Focusらが支持する急上昇株である。
爆発的な再生数を記録した「You & Me」や「Go Back」などのリミックスだけでなく、Seven LionsやŁaszewoとのコラボなど、オリジナル曲でも存在感を発揮。23都市をソールドアウトさせた最新ツアーも話題となっている。
「The Feeling」は、そんな2人の勢いがぶつかり合い、増幅した音そのものである。

「The Feeling」は全プラットフォームで配信中
GRYFFINとYDGが現フェーズで到達した“未来のダンスミュージック”の形。その濃度を体感するには、この1曲が最適な入り口となる。
▶︎ 配信リンク
https://gryffn.lnk.to/thefeeling
