ダミアン・ラザラス、Day Zeroをバリへ ── “Journey to the Centre of the Universe” が示す新たな聖域

バリ島で目覚める“太古の周波数”

山と海が交わり、音が儀式へと昇華する島 ── バリ。その大地に潜む古代の波動が再び呼び覚まされる。ダミアン・ラザラスが紡いできたトランスフォーマティブな祝祭「Day Zero」が、2026年4月17日、ついにバリ島へと到達する。タイトルは Day Zero Bali: Journey to the Centre of the Universe。島の磁力を音と儀式に変換し、参加者を“宇宙の中心”へと向かわせる旅路が幕を開けるのである。

トゥルムからブラジル、そしてバリへ

Day Zeroは、土地そのものと深く呼吸し合う祭典である。マヤの予言に端を発したトゥルムの密林、ブラジル・サンミゲル・ドス・ミラグレスの海岸線と文化が溶け合う浜辺 ── これまでも各地の自然と神話がDay Zeroの姿を形作ってきた。その星座の最新の点が、バリ。世界を巡る旅路の果てに辿り着いた、運命的な場所である。

“宇宙の中心”としてのバリ

今回のバリ開催は、2年にわたる探索の末に選び抜かれた地である。バリは古来より、「宇宙の中心」あるいは「スピリチュアルな軸」として語られてきた島。Day Zeroが生まれたトゥルムと同じ脈動を宿しながらも、その先へと進化するための新たな器でもある。島全体が静かな秩序をまとい、自然は境界ではなくバランスによって形づくられる。目に見えぬ中心へとすべてが引き寄せられるような、独自の重力。そのエネルギーとDay Zeroの神話が共鳴し、ひとつの次元が開かれていく。

ダミアン・ラザラスとCrosstown Rebelsが導く“音の儀式”

Day Zeroの中核には、Crosstown Rebels主宰であり、20年以上にわたりクラブカルチャーのフロンティアを切り拓いてきたダミアン・ラザラスのキュレーションがある。未知へ踏み込むアーティストたちが集い、ジャンルを超えて音の境界を揺さぶる ── Day Zeroとは常にそうした瞬間の連続であった。バリではその精神が、制作・ダンス・空間づくりすべてで高い精度を誇る島のクリエイティブシーンと重なり合う。ここでしか起こりえない“音の儀式”が育まれていく。

サヴァヤ・グループとの協働が生む新たな神域

今回、Crosstown Rebelsはアジアで最も影響力を持つ電子音楽カルチャーの担い手 Savaya Group とパートナーシップを組む。「聖なる旅路」の意味を持つSavayaは、ウルワツの断崖での空間演出や、Desa Kitsuné、Inaréなどでの取り組みを通じ、バリの音楽・デザイン・スピリットを融合させてきた存在である。Day Zero Baliは、その文化的進化の延長線上に位置づけられるだろう。

星降る島で“内なる旅”へ

バリの夜空の下、ダンスは瞑想へと変わり、音はシグナルとなり、あらゆる瞬間が内側への旅となる。これは単なるイベントではない。
——源へ還るための祈りであり、帰還である。

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©︎Day Zero / Photo by Alive Coverage

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