
カナダの冬を祝う、音と光の祭典
カナダ発のウィンター・フェスティバル Igloofest(イグルーフェスト) が、2026年に初めてケベック州を飛び出し、全国規模で開催されることが決定した。モントリオール、ケベック・シティ、ガティノーに続き、史上初のエドモントン開催が発表されたのである。
“世界で最も寒いダンスフロア”として知られるIgloofestは、冬の寒さそのものを祝祭へと変えるカナダの象徴的イベントであり、星空の下で電子音楽に身を委ねる体験を提供してきた。2026年で18回目を迎える今回は、さらなる都市への拡大を予定しており、年内にもう一つの開催地が追加発表される見込みである。


冬を踊る ── 雪の夜を照らす音楽と熱狂
2007年のモントリオール旧港での初開催以来、Igloofestは15年以上にわたって冬の文化を再定義してきた。極寒の中で数千人が雪と氷のステージに集い、音楽とコミュニティの一体感を共有する ── それがIgloofestの真骨頂である。
18回目の今年は、ローカルから世界的アーティストまで多彩なラインナップを迎える。すでにベルギーのラップアイコンHamza、そしてメロディックな電子音で知られるElderbrook(DJ Set)の出演がモントリオール公演で決定しており、冬の夜空に響く豪華なステージが期待されている。

雪の舞台は4都市へ ── 全国を駆けるIgloofest 2026
ケベック州での成功を経て、Igloofestはついにカナダ全土へ拡張する。各都市の開催日程は以下のとおりである。
- モントリオール: 2026年1月15日〜2月7日
- ガティノー: 2026年2月12日〜14日
- ケベック・シティ: 2026年3月5日〜7日
- エドモントン: 2026年3月12日〜14日
これまでの開催都市で築かれた“氷の上の連帯感”が、2026年には西部カナダへと拡がる。カラフルなスノースーツや名物「Igloo toque(イグルーフェスト帽)」が彩るダンスフロアは、冬の風物詩としてさらなる進化を遂げるだろう。


カナダ文化の象徴として
主催するMulticoloreは、モントリオールを拠点に「Piknic Électronik」や「Village au Pied-du-Courant」などを手がけるクリエイティブ集団であり、音楽と都市文化の融合を追求してきた。
また、音楽事業部門Courage!や、スポーツ・エンターテインメント企業OEGとの協業により、Igloofestは地域コミュニティとグローバル・カルチャーの橋渡しを担う存在へと成長している。

“冬が来なければ、Igloofestは始まらない”
氷点下の街を照らすネオン、雪を踏み鳴らすリズム、そして息が白くなるほどの熱狂。Igloofestは、寒さを拒むのではなく、共に楽しむことで越えていくフェスティバルである。
その精神は、18年を経てもなお変わらない。 ── 冬を、愛せ。踊りながら。
プレセール登録・最新情報: https://contact.igloofest.ca/presale
公式サイト: igloofest.ca
Instagram: @igloofest_mtl

 
	 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			