
スイス発の世界的音楽祭「MONTREUX JAZZ FESTIVAL(モントルー・ジャズ・フェスティバル)」の日本版「MONTREUX JAZZ FESTIVAL JAPAN 2025(以下MJFJ2025)」が、12月7日に横浜・ぴあアリーナMMで開催される。これに先駆け、前夜祭イベント「MONTREUX JAZZ FESTIVAL JAPAN 2025 – JAPAN ARTISTS EVE SHOW -」が、同会場にて12月6日に行われることが発表された。
今回の前夜祭には、日本の音楽シーンを牽引する新世代アーティスト4組が出演する。ファンクやソウルを自在に交差させるミクスチャー・サウンドで人気を集めるKroi、NulbarichのJQによるソロプロジェクトJeremy Quartus、ジャンルにとらわれぬ自由な演奏で注目されるBREIMEN、そしてブラックミュージックを現代的に再解釈するZ世代バンドluvが登場。ジャンルの枠を軽やかに飛び越えるラインアップが、モントルーのスピリットを現代の東京に呼び込む夜となる。




翌12月7日の本公演では、ジャズ・レジェンドハービー・ハンコックを筆頭に、ペルソナ5 スペシャル・ビッグバンド、ネイト・スミス フィーチャリング マイケル・リーグ&ジェイムズ・フランシーズ、そして馬場智章率いるMJFJ TB×ER UNIT with BIGYUKI(ゲストにJeremy Quartus、石若駿ほか)が出演予定である。ハンコックにとっては生誕85周年を記念した特別ステージとなり、豪華ゲストの参加も予定されている。




さらにフェスの幕開けを飾るスペシャル公演「Montreux Jazz Festival Japan 2025 – An Opening Night at BAROOM -」が、12月5日に南青山・BAROOMで開催される。シンガー・ソングライターさかいゆうとドラマー望月敬史によるデュオ・ステージで、ジャズとソウルの感性を親密な空間で味わえる100名限定の一夜となる。
本家「MONTREUX JAZZ FESTIVAL」は1967年にスイスで誕生し、いまやニューポート、モントレーと並ぶ世界三大ジャズ・フェスティバルの一つである。そのスピリットを継承する日本版「MJFJ」は、2015年に初開催されて以降、「ユニークで質の高い自由な音楽」をテーマに、ジャズの枠を超えた多様な音楽文化を発信してきた。
チケットは、「MJFJ2025」本公演が10月26日まで最速先行受付中、前夜祭は10月24日11時より発売開始となる。BAROOM公演は10月25日18時より販売がスタートする。詳細はオフィシャルサイト(https://montreuxjazzfestival.jp/)にて確認できる。
ジャズの伝統と未来を結ぶ音楽の祝祭。その前夜、Kroiやluvといった次世代の旗手たちが火を灯す“JAPAN ARTISTS EVE SHOW”は、2025年の日本音楽シーンを象徴する一夜となるだろう。