ロサンゼルスのアンダーグラウンド・スピリットが息づく──「Skyline Festival 2026」、新会場で開催決定

2025年10月15日

LAのアンダーグラウンドな精神と世界の電子音楽シーンを結びつける存在

ロサンゼルス発、ハウス／テクノカルチャーの最前線を担うフェスティバル「Skyline Festival」が、2026年2月28日（土）〜3月1日（日）の2日間にわたり、新会場Ace*Mission Studiosで開催されることが発表された。主催はInsomniac傘下のFactory 93であり、同フェスは今年で5周年を迎える。

Skylineはこの4年間、ロサンゼルスのアンダーグラウンドな精神と世界の電子音楽シーンを結びつける存在として進化を続けてきた。これまでにカール・コックス、シャーロット・ド・ウィット、ペギー・グー、ハニー・ディジョンら世界的アーティストを招聘する一方、ビアンカ・オブリビオンやトラックス・ユニットといった地元の実力派も積極的にフィーチャーしてきた。2025年にはArts Districtに“コミュニティ・ステージ”を設置し、ローカルシーンとの共鳴を強めている。

2026年の新会場Ace*Mission Studiosは、ロサンゼルス川沿い、Arts Districtに隣接する再開発エリアに位置する。かつて飲料の流通拠点だったこの産業倉庫群は、現在クリエイティブ・キャンパスとして再生され、街の新たな文化発信地となっている。かつてこの地域は、地下倉庫で音楽とアートが交わるアンダーグラウンドの拠点でもあった。Skylineはその精神を再び呼び覚まし、光と音とアートに満ちた2日間の没入型フェスティバルへと昇華させる。

総勢60組以上のアーティストが出演予定であり、過去最大規模のラインナップ

ステージ構成は「West Side」「East Side」「Arts District」の3ステージに加え、新たに屋内ステージ「The Warehouse」を設置。開放的な空間と倉庫文化が共存するLAならではのサウンド体験が展開される。1日10時間以上、総勢60組以上のアーティストが出演予定であり、過去最大規模のラインナップが予想される。フェス終了後もAce*Mission Studios内で公式アフターパーティーが行われる予定だ。

さらに、舞台裏にアクセスできる「Stage Access Ticket」も再登場。専用エントランス、高級バー、空調完備のプレミアムトイレ、ハイクラスなフード、バックヤードラウンジ、専属コンシェルジュなどが提供される。チケットは現地時間10月17日正午より一般販売開始（先行プリセールは同日午前11時から）。

ロサンゼルスの創造的エネルギーとアンダーグラウンド・カルチャーを体現するSkyline Festival。Ace*Mission Studiosという新たな聖地で、再び都市の鼓動が鳴り響くことになるだろう。