
ロンドンを拠点に活動する音楽トリオ Late Nite City が、最新シングル「Hold Me feat. Freya」を11月7日に自身のレーベル〈Late Nites〉からリリースする。
温かみのあるベースラインと繊細な鍵盤のメロディが織りなすディープハウス・サウンドに、UKシンガーFreyaの情感あふれるヴォーカルが寄り添う本作は、クラブとソウルの中間に佇むような洗練された1曲である。
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ジャンルの垣根を越えた“夜の街の音楽”
Late Nite Cityは、George Smeddles、Danny Langan、Josh Arise の3人によって結成されたジャンル横断型ユニットである。メンバーはいずれもUKハウス/ディスコ・シーンで活躍してきたプロデューサーであり、コロナ禍のロックダウン中に「自由な音楽表現」を掲げて結成された。
ソウル、R&B、ハウス、ディスコ、インディ、ポップといった幅広い影響を取り込みながら、「ジャンルに縛られないクリエイティブな衝動」そのものを音に変えている。
デビューは2024年半ば。自主レーベル〈Late Nites〉より「Everybody」を皮切りに、「Higher Ground」「Head Nod」「Finest Thing」「Just A Dream feat. Tommy Jules」などを立て続けに発表し、BBC Radio 2のDJ SpoonyをはじめとするUKメディアからの支持を獲得している。
“Hold Me”──感情とグルーヴの交錯点
新曲「Hold Me」は、Freyaによるしなやかな歌声を中心に据えたスムースなディープハウス・チューンである。暖かいローエンドとシルキーな鍵盤フレーズ、繊細に配置されたパーカッションが織り成すトラックの上で、Freyaは「抱きしめて」というシンプルなフレーズをソウルフルに響かせる。
クラブトラックでありながら、リスニングとしても成立するエレガンスと感情のバランスを保っており、Late Nite Cityの“夜の都市”というコンセプトを最もよく体現した一曲といえる。
“感じるままに、ルールなく”
Late Nite Cityの創作哲学は明快である。
“If it feels right, it’s worth doing. No rules, no limits – just music that speaks to the soul.”
(感じるままにやればいい。ルールも制限もない──魂に響く音楽を作るだけだ)
その信条のもとで生まれた「Hold Me」は、ロンドンの夜の空気とともに流れる、現代的なソウル・ハウスの新たな到達点である。

「 Hold Me」作品情報
Artist: Late Nite City feat. Freya
Title: Hold Me
Label: Late Nites / LNS007
Release Date: 2025年11月7日
Tracklist:
- Hold Me (Extended Mix)
- Hold Me (Radio Edit)