山中千尋、約1年ぶりの新作『Ooh-La-La』を10月31日リリース ── ブラジル音楽を軸に多彩な選曲、先行シングル「Tristeza」配信開始

(C)Keita Haginiwa

ニューヨークを拠点に世界で活躍するジャズ・ピアニスト、山中千尋が、約1年ぶりとなるニュー・アルバム『Ooh-La-La』を10月31日にリリースする。メジャー・デビュー20周年を記念したベスト盤『Best 2005–2025』の発表からわずか1か月。精力的な活動を続ける彼女の、さらなる進化を感じさせる作品である。

アルバム『Ooh-La-La』は、アントニオ・カルロス・ジョビンらによるボサ・ノヴァの名曲を中心に、スティーヴィー・ワンダーの「You Are the Sunshine of My Life」や近藤真彦の「スニーカーぶる〜す」など、意表を突く選曲を山中流にアレンジした一枚。自身のオリジナル曲「Piyo The Little Bird」ではヴォーカルも披露しており、ジャンルの垣根を軽やかに越える柔軟な音楽性が全編を貫いている。レコーディングはヨシ・ワキ(b)、ジョン・デイヴィス(ds)とのトリオ編成でニューヨークにて行われた。

先行シングルとして、本日配信がスタートしたのはボサ・ノヴァの代表曲「Tristeza」。ハロルド・ロボ作によるこの名曲を、山中は繊細なタッチで再構築し、哀愁と透明感を併せ持つサウンドに仕上げている。

アルバムは通常盤(SHM-CD)に加え、ミニ・フォトブック付きの限定盤(UHQ-CD)も同時発売。さらに全国主要CDショップではオリジナルポストカード、UNIVERSAL MUSIC STOREでは直筆サイン入りポストカードなど、ファン垂涎の購入特典も用意されている。

また、『Ooh-La-La』のリリースと同日に、2005年のメジャー・デビュー作『Outside by the Swing』をはじめとする18タイトルのアンコールプレスも決定。20年の軌跡をたどる絶好の機会となるだろう。

11月には新作を携えた「山中千尋ニューヨーク・トリオ・ツアー2025」も開催。ブルーノート東京(11月2・3日)を皮切りに、京都、富山を巡る。

ジャズの伝統を踏まえながらも常に挑戦を続ける山中千尋。『Ooh-La-La』はその現在地を映す、瑞々しい創造力に満ちたアルバムである。

リリース情報


山中千尋『Ooh-La-La』
2025年10月31日発売
【通常盤】UCCJ-2251 SHM-CD ¥3,520(税込)
【限定盤】UCCJ-9256 UHQ-CD(ミニフォトブック付)¥4,400(税込)
👉 配信リンクはこちら

収録曲(抜粋)
「Desafinado」「You Are the Sunshine of My Life」「The Girl from Ipanema」「Piyo The Little Bird」「Sneakers Blues」「Tristeza」ほか

ライブ情報

  • 11月2日(日)・3日(月・祝) ブルーノート東京
  • 11月4日(火) 京都・ボンズロザリー
  • 11月5日(水) 富山・オーバード・ホール中ホール

山中千尋公式サイト:https://www.chihiroyamanaka.net/

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