
UKを拠点に活躍するマルチ・ミュージシャン/プロデューサー、パリス・セスヴェットが、レジェンド・シンガー“フランク・マッコム”と共作した名曲「Drifting」を、豪華リミックス陣を迎えて再構築。〈Quantize Recordings〉より、2025年10月24日にTraxsource先行配信、11月7日に正式リリースされる。
本作は、2024年に発表されたパリスのアルバム『As Above, So Below』収録曲のリミックスEPとして制作されたもの。注目はまず、ボルチモアのソウルフル・ハウス集団 ── DJスペン、トミー・デイヴィス、ゲイリー・ハッジの3名によるリミックスだ。軽快なグルーヴと洗練されたサウンド・ワークが交錯し、浮遊感あるハーモニカ・ソロが楽曲に新たな深みを与えている。
さらに、ジョージア・トビリシ出身のプロデューサーSoulidanが手がけたリミックスは、跳ねるようなビートと温かみのあるディープ・ベースが印象的。クラシック・ハウスの感触とモダンなプロダクションが共存し、ダンスフロアに幸福感と高揚をもたらす仕上がりである。


パリス・セスヴェットは、〈Freeze Records〉〈Soul Heaven〉〈Groove Odyssey〉〈MN2S〉など数々の名門レーベルからリリースを重ね、バーバラ・タッカー、ロバート・オーウェンス、ボーイ・ジョージ、トーチャード・ソウル、DJスペンらとのコラボレーションでも知られる。彼女が主宰するレーベル〈Our People, Our Music〉を通じて、ブラックミュージックのスピリットと現代的クラブ・サウンドの融合を追求し続けている。
一方、フランク・マッコムはプリンスやティーナ・マリーの音楽監督を務め、チャカ・カーン、ジョージ・デューク、ウィル・スミスらとも共演してきたアメリカ音楽界の重鎮。モータウンやアトランティックといった名門から作品を発表してきた彼のソウルフルな歌声は、今もなお多くのリスナーを魅了してやまない。
ジャズ、ソウル、ハウスが溶け合う、時代を超えたクロスオーバー。パリス・セスヴェットとフランク・マッコムが紡いだ「Drifting」は、新たな解釈を得て再び“今”のダンスフロアに舞い戻る。

リリース情報
Paris Cesvette & Frank McComb『Drifting』(DJ Spen, Thommy Davis & Gary Hudge / Soulidan Remixes)
Label:Quantize Recordings / QTZ528
Traxsource先行配信:2025年10月24日
正式リリース:2025年11月7日
Tracklist:
- Drifting (DJ Spen, Thommy Davis & Gary Hudge Remix)
- Drifting (Soulidan Remix)
- Drifting (Original Mix)
- Drifting (DJ Spen, Thommy Davis & Gary Hudge Remix Instrumental)
- Drifting (Soulidan Remix Instrumental)
Paris Cesvette Instagram | Frank McComb Instagram | Quantize Recordings