世界最高峰のターンテーブリズム決戦 ── 「Technics DMC World DJ Championship 2025」東京で初開催

世界中のDJたちにとって頂点を決める舞台である「Technics DMC World DJ Championship」の2025年ファイナリストが発表された。今年は大会創設40周年を迎え、史上初めて東京で開催される。日程は10月11日(土)、12日(日)の2日間、渋谷のO-EastとHarlemにて行われる。

2025年の予選には、16か国から延べ800名ものエントリーが集まり、各地域予選とナショナルファイナルを勝ち抜いた40名が東京に集結する。その中には、ディフェンディング・スクラッチ・チャンピオンであるフランスのAociz、そしてニュージーランドの2度の世界王者K-Swizzといった実力者も名を連ねる。

K-Swizz

さらに、ブラジルのDJ RaylanやDJ Shinpa、日本のDJ Fummy、ドイツのNelsonX、ポーランドのChmielixなど、過去に世界大会決勝へ進出した経験を持つ強豪たちも再び参戦。ドバイからは9歳でファイナリストとなり話題をさらったDJ Michelleが再登場し、プラハからは元スクラッチ世界王者のSimonczech、アメリカからは天才肌のThe Kid RC3が挑戦するなど、次世代の才能も大きな注目を集めている。

大会は「Classic」「Scratch」「Supremacy」「The Open」の4部門で構成される。6分間のルーティンで技術と表現力を競う「Classic」、16小節の鋭いスクラッチで技巧を競う「Scratch」、一騎打ち形式の「Supremacy」、そして機材やアプローチを問わない自由な表現を披露する「The Open」である。審査基準はオリジナリティ、技術、音楽性、インパクト。これこそが40年間、DMCチャンピオンを定義してきた要素である。

DMCは1985年にTony Princeによって設立されて以来、ターンテーブリズムの発展における最重要プラットフォームであり続けてきた。A-Trakが15歳で優勝した伝説や、Crazeの圧倒的な技巧など、数々の歴史的瞬間を生み出してきた。本大会「#DMC40」は、東京という新たな舞台で次なる歴史を刻むことになる。

Technics DMC World DJ Championships Finals 2025 開催概要

イベント名:Technics DMC World DJ Championships Finals 2025
日程:2025年10月11日(土)〜12日(日)

  • 10月11日(土):Classic/Scratch/Supremacy @ O-East(14:00〜22:00)
  • 10月12日(日):The Open Final @ Harlem(14:00〜22:00)
    会場:東京・渋谷 O-East/Harlem
    公式サイトdmcdjchamps.com

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