シャーロット・ド・ウィット、新曲「The Heads That Know feat. Comma Dee」 ── 自身初ALに向けた第3弾SG

2025年10月2日

ロンドンでの複数会場公演の幕開けに合わせて発表された新曲

“テクノの女王”として知られるベルギー出身のシャーロット・ド・ウィットが、新曲「The Heads That Know feat. Comma Dee」を自身のレーベル〈KNTXT〉からリリースした。本作は、11月7日に発表されるセルフタイトルのデビューアルバム『Charlotte de Witte』に収録される先行シングルであり、アルバムに向けた期待を大きく高める一曲となっている。

今回のリリースは、10月2日から5日にかけて行われるロンドンでの複数会場公演の幕開けに合わせて発表されたもの。The Shard、fabric、The Cause、Magazineなど、親密な空間から大規模な会場まで網羅した4日間5公演が予定されており、10年以上にわたり培ってきたロンドンとの深いつながりを祝う内容となっている。シャーロットは「ロンドンはアーティストとしての成長を支えてくれた特別な街。Village UndergroundからPrintworksまで、数えきれない思い出がある。この街でアルバムからの新曲を披露できることは光栄だ」とコメントしている。

アンダーグラウンドへの敬意を込めたもの

「The Heads That Know」は、ニューヨークのウィリアムズバーグ・ブリッジでのシークレットセットで初披露されて以来、彼女のセットのハイライトとなってきた。Comma Deeをフィーチャーした本作は、疾走感あるインダストリアルなテクノにアシッドの要素を加え、ヒプノティックなシンセと力強いラップが交錯する。シャーロットは「この曲は、静かに確信を持って動く人々へのオマージュであり、アンダーグラウンドへの敬意を込めたもの」と語る。

シャーロット・ド・ウィットは、TomorrowlandやUltra Music Festivalといった世界的フェスのメインステージに立ち、テクノDJとして数々の歴史的快挙を達成してきた存在である。DJ Magでは5年連続「世界No.1テクノDJ」に選出され、自身のプラットフォーム〈KNTXT〉を通じて音楽レーベル、イベント、アパレルへと活動を広げている。2025年11月にリリースされるアルバムは、彼女のキャリアを新たな次元へと押し上げるものとなるだろう。