

韓国の文化体育観光部が主催するグローバル・ショーケース・イベント『Korea Spotlight 2025』が、10月7日(火)に東京・渋谷ストリームホール、10月9日(木)に大阪・なんばHatchで開催される。入場は無料(事前予約制)で、注目アーティストが一堂に会する貴重な機会となる。
韓国音楽の多様性を提示するラインナップ
今回出演するのは、韓国インディーシーンから急速に頭角を現す4ピースバンド・Dragon Pony、インディーポップの旗手CHEEZE、伝統楽器と現代的サウンドを融合するKARDI、社会的メッセージを歌い続けるシンガーソングライターのイ・スンユン、そして韓国マスロックの最前線を担うDabdaといった、バラエティ豊かな顔ぶれである。
さらにスペシャルゲストとして、東京公演には最新作『Who’s in the House?』をリリースしたギターロックバンドDYGL、大阪公演には元BiSHのアユニ・DによるプロジェクトPEDROが出演。韓国発の新鋭と日本の人気アクトが交錯することで、国境を超えた音楽交流の場が広がることだろう。
グローバルに広がる「Korea Spotlight」
『Korea Spotlight』は、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)が運営し、アメリカやヨーロッパなど各国で展開されてきたショーケース・プログラムである。日本では2022年に初開催され、以降、HYPNOSIS THERAPYやGlen Checkといった実力派が登場してきた。K-POPの枠を超え、インディー、ロック、エレクトロニックなど幅広いジャンルを通して韓国音楽の奥行きを提示することを目的としている。
また、アーティストと業界関係者の交流を促進し、韓国と日本の音楽シーン双方における持続的なパートナーシップを築くことも狙いに掲げている。
公演概要
- 東京公演:10月7日(火) 渋谷ストリームホール
スペシャルゲスト:DYGL - 大阪公演:10月9日(木) なんばHatch
スペシャルゲスト:PEDRO
入場は無料だが、事前予約が必須となる(予約リンク:公式サイト)。
韓国音楽の新しい地平を示す『Korea Spotlight 2025』。気鋭からベテランまで揃うステージは、今後のシーンを占う重要なショーケースとなりそうである。