
カナダ出身で現在パナマを拠点に活動する音楽プロデューサー/ビジュアル・アーティスト、FISEが新曲「NEED 2 KNOW」を〈HypnoVizion〉からリリースした。本作は、今年3月に発表されたX1-Y2との「STATIC」に続くシングルであり、FISEのダークで没入感あふれるサウンドをさらに深く探求した作品である。
「NEED 2 KNOW」は、不穏なサウンドスケープと断片的なパーカッション、歪んだベースラインを巧みにレイヤリングし、スリラー映画さながらの緊張感をクラブ・フロアに持ち込む。機械的でありながらシネマティックな設計を持つその音像は、徐々に高まりながら爆発的なピークへと到達する構成となっており、リスナーを張り詰めた空気の中へと引き込む。FISE自身は本作について「クラブの深くダークな空気を体現した。サウンドデザインの限界に挑戦し、威圧的で没入感のある体験を作り上げた」と語っている。
FISEはカナダ生まれの音楽プロデューサー兼ビジュアルアーティストで、現在はパナマを拠点としている。彼の自主制作作品「RIDIN’」は、レコードレーベルやプロモーションチームの支援なしに、Spotifyの著名なベースプレイリスト「Bass Arcade」で主要な位置を獲得し、オーガニックな成功を収め、これまでに100万回以上の再生回数を記録している。
音楽活動に加え、FISEはビジュアルアーティストおよびグラフィックアーティストとしての卓越した技量でも知られている。自身のプロジェクト向けアートワークやコンテンツの構想・制作を一手に担うだけでなく、EDMシーンの著名アーティストであるサドン・デス、VOYD、マシュメロとのメロデス、そしてREZZの制作にも大きく貢献している。さらにデスパクト、エプロム、Gジョーンズ、エプティック、エディーといった高評価アーティストとのコラボレーションも展開中だ。
FISEの初パフォーマンスは、ザ・ケーバーンズで開催されたサドン・デス主催「サモンニング・オブ・ジ・エクリプス」フェスティバルのメインステージで実現。その後、レッド・ロックス・アンフィシアターでの「REZZ ROCKS」に出演した。2024年、FISEは音楽リリースを再開。HypnoVizionからの2作品で幕を開けた。FISE、エディー、コリーン・ダゴスティーノによるコラボトラック「DAMNED」、そしてソロ作品「AVARICE feat. Bijou Violet」(ソロ作品)がリリースされた。FISEは「NOX」で年を締めくくり、2025年にはさらなる音楽リリースを計画中。年明け早々3月下旬には、X1-Y2とのコラボ曲「STATIC」がREZZのレーベルHypnoVizionよりリリース予定だ。
音と映像の両面で表現を切り拓くFISEの活動は、クラブ・カルチャーとアートの境界を揺るがしながら進化を続けている。「NEED 2 KNOW」は、その最新かつ最も濃密な一章である。
Buy/Stream ‘NEED 2 KNOW’
https://hypnovizion.lnk.tt/need2know

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