好きな楽曲を“バンドメンバー気分”で演奏──ヤマハの新感覚音楽アプリ『Extrack』が欧米展開開始

ヤマハ株式会社は、好きな楽曲をまるで本物のバンドメンバーと演奏しているかのように体験できる音楽アプリ『Extrack』(エクストラック)のサービスを、国内に続きアメリカとヨーロッパでも開始した。サービス開始日は2025年9月16日である。

『Extrack』は、スマートデバイスに取り込んだ楽曲を楽器ごとに分離し、ギターやドラム、ベース、ピアノ、管楽器など各パートの音量を自由に調整できる機能を備える。さらに、コード解析機能によりギターやピアノの押さえ方を視覚的に表示。楽譜が読めない初心者でも、安心して演奏や練習を始められる設計だ。

加えて、特定の箇所をリピート再生したり、小節単位でスキップしたり、再生速度を変えたりできるため、タイミングやリズム感を意識した練習にも対応。日常の演奏やセッションに、臨場感と自由度をもたらすアプリである。

ヤマハ ミュージックコネクト事業推進部長の三田祥二は、「Extrackはテクノロジーの力で人と音楽の可能性を広げるという我々のミッションを具現化したアプリである。日本での展開に続き、欧米でより多くの方に演奏の楽しさを届けられることを期待している」とコメントしている。

『Extrack』はiOS、Androidに対応し、App StoreおよびGoogle Playからダウンロード可能。無料プランでは最大4種類の楽器分離や月5曲までの音源分離が可能で、有料プラン(月額$5.99/年額$39.99)では最大7種類の楽器分離や無制限の曲数保存に対応している。

公式サイトはこちら:Extrack

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