ニューヨークを拠点に世界的に活躍するアーティスト、ブラッドリー・セオドアが、東京・広尾のMusic Salon & Cafe Gallery「THE HARMONYST」にて個展を開催している。会期は2025年10月13日までである。
本展の目玉は、日本文化から着想を得て描き下ろされた13点の新作コレクションであり、世界初公開となる。また、「Symphony of Beethoven」（2018）や「The Connection」（2024）、「Marie’s Horse」（2024）といった代表作もあわせて展示され、彼のアートキャリアを通観できる構成となっている。
ブラッドリー・セオドアはタークス・カイコス諸島出身。ニューヨークを拠点に、2016年には全米オープンの公式アーティストに選出され会場壁画を制作。翌年にはGoogleのアーティスト・イン・レジデンスに招かれ、VRツール「Tilt Brush」での立体的な表現にも挑戦した。以降、PUMAやLEGO、HAIGウイスキー、デビット・ベッカムらとのコラボレーションを展開し、アートとカルチャーを横断する活動で国際的な注目を集め続けている。
会場となる「THE HARMONYST」は、2024年に広尾にオープンしたGallery Cafe & Music Salonである。NYのストリートを彷彿とさせる空間をコンセプトに、国内外のアーティストによる展示や音楽イベントを展開。五感を刺激する文化的な交差点として存在感を高めている。
本展のタイトルは「PRINCIPAL ― Bradley Theodoreが贈る『色彩で奏でる新しい物語』」。鮮烈な色彩とストリートスピリットが交錯する唯一無二の空間を、東京で体感できる貴重な機会である。
PRINCIPAL “Bradley Theodoreが贈る『色彩で奏でる新しい物語』” 展覧会情報
- 展覧会名：PRINCIPAL “Bradley Theodoreが贈る『色彩で奏でる新しい物語』”
- 会期：〜2025年10月13日（月・祝）
- 会場：THE HARMONYST（東京都渋谷区広尾5-19-9）
- 営業時間：12:00〜18:30（月曜定休）
- 入場料：無料
