
ジム・ジャームッシュ監督によるオムニバス映画『コーヒー&シガレッツ』が、日本公開20周年を記念して9月26日(金)より全国20館で1週間限定上映されることが決定した。さらに、10月1日の「コーヒーの日」には新宿ピカデリーにて、映画監督の松居大悟と今泉力哉を迎えたトークイベント付き上映も実施される。
松居大悟×今泉力哉、ジャームッシュを語る
10月1日(水)の新宿ピカデリーでの上映では、本作の熱心なファンである松居大悟と今泉力哉が登壇。ジャームッシュ作品の魅力や『コーヒー&シガレッツ』の独特なユーモアについて語り合う。上映後に行われるこのイベントは21時30分終了予定で、料金は2,000円均一(特別シートは別途追加料金)。チケットは9月19日より劇場公式サイトおよび窓口にて販売される。


11の会話劇が織りなす異色の名作
『コーヒー&シガレッツ』は、コーヒーとタバコを傍らに交わされる“どうでもよくて、どこか深い”会話を描いた11のエピソードで構成されるオムニバス作品である。出演はスティーヴ・ブシェミやケイト・ブランシェットに加え、トム・ウェイツとイギー・ポップ、The White Stripesのジャック&メグ・ホワイト、Wu-Tang ClanのRZAとGZAら、俳優とミュージシャンが絶妙に入り混じる。モノクロ映像の中で漂うジャームッシュらしい洒脱な空気感は、20年を経てもなお新鮮である。

『コーヒー&シガレッツ』公開情報
- 公開日:2025年9月26日(金)より1週間限定
- 公開劇場:新宿ピカデリーほか全国20館(順次追加予定)
- 料金:1,600円均一(サービスデー・各種割引は対象外)
- 公式情報:Filmarks公式X @Filmarks_ticket
上映に合わせ、オリジナル入場者特典の配布も予定されている。詳細は後日発表とのことだ。
本企画はFilmarksが手がける「Filmarksリバイバル」プロジェクトの一環であり、過去の名作をスクリーンで再び楽しむ機会を提供する試みである。コーヒーと煙が織りなすささやかな会話劇が、スクリーンを通して現代に蘇る。
