“Djent”の旗手、ミーシャ・マンソーの最新シグネイチャーモデル ── Jacksonより新作3機種が世界同時発売

プログレッシブ・メタルの最前線を走るバンド Periphery(ペリフェリー) のギタリスト、ミーシャ・マンソーによる最新シグネイチャーモデルが、Jacksonよりリリースされる。今回発表されたのは『Juggernaut』シリーズの新モデル3機種。2025年4月17日(木)より、世界同時で発売が開始される。

登場するのは、鮮やかなメタリックカラーが目を引く《Pro Series Signature Misha Mansoor Juggernaut HT6》のRed CrystalとBlue Sparkle、さらに最上位モデルとなる《Pro Plus Series Signature Misha Mansoor Juggernaut ET6》のRiviera Blueの3本である。

ハードな現場を想定した“妥協なきギター”

この新たなJuggernautモデルは、ミーシャ本人とJacksonが緻密にコラボレーションし、彼の過酷なライブ環境と高度なプレイスタイルに応えるべく設計された。彼は今回のモデルについて、次のように語っている。

「Juggernautは、“数年に一度、その時の自分たちに何ができるのかを確かめたい”という思いから進化させていっているものなんだ。これらのギターは世界中を旅するので、過酷なツアーに耐えられるものでなければならない。見た目も、音も、演奏性も、すべてが備わっている妥協のないギターだよ」

実際に今回のモデルは、トーン、演奏性、ビジュアルのすべてにおいて高い次元での完成度を誇る。

デザインも仕様も、“攻めの姿勢”

ボディ材には軽量かつバランスに優れたポプラを使用し、ボルトオン仕様のネックにはキャラメライズド・メイプルとグラファイト補強ロッドを採用。さらにラップアラウンド・ネックヒールとオイル仕上げによって、手の一部のようなフィット感を実現している。

指板には20インチラジアスのエボニー材を使用し、ステンレス製ジャンボフレットや蓄光式のLuminlayサイドドットなど、暗いステージでも確かなプレイを支える装備が満載だ。

ピックアップはミーシャ自身が監修したJackson製オープンタイプMM1をダイレクトマウント。シンプルなコントロール構成ながら、5ウェイ・ブレードスイッチとプッシュ/プル機能により、多彩なサウンドメイクが可能となっている。

プレイヤーのニーズに応じたブリッジ仕様

《Juggernaut HT6》には、ストリングスルーボディのハードテイルブリッジが搭載されており、チューニングの安定性と豊かなサステインを実現。シンプルかつ頑強な構造で、弦交換もスムーズに行える仕様だ。

一方、《Juggernaut ET6》は、極めて高いチューニング精度と安定性を誇るEverTune F6ブリッジを搭載。特にダウンチューニング環境やテクニカルなプレイが求められるシーンで、真価を発揮するモデルといえる。

“最上級”を求めるプレイヤーへ

Jacksonの製品開発責任者であるジョン・ロマノフスキーは、このコラボレーションについて次のようにコメントしている。

「ミーシャのイノベーションとビジョンは、私たちのトーンとデザインの限界を押し広げることに対する情熱と完璧にマッチしています。このコラボレーションは、最上級のものを求めるプレイヤーに応えるJacksonのコミットメントを確固たるものにしています」

目次

『Juggernaut』シリーズ

発売日:2025年4月17日(木)
製品名・価格:
Pro Series Signature Misha Mansoor Juggernaut HT6:165,000円(税込)
Pro Plus Series Signature Misha Mansoor Juggernaut ET6:231,000円(税込)
国内販売店:Jackson正規取扱店にて展開
製品詳細:Jackson公式サイト

“Djent”という言葉が世に広まり、現代メタルのサウンドを一変させたあの音の源に、今ふたたび手が届く。新たなJuggernautシリーズは、まさに現代ギターシーンの「今」を体現する一本である。

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