ティーンの記憶が胸に蘇る ──TMT×ジョセフ・サボ、ノスタルジックなTシャツコレクション登場

メンズカジュアルブランド「TMT」が、アメリカを代表する写真家ジョセフ・サボ(Joseph Szabo)とのコラボレーションTシャツをリリースする。発売は2025年5月10日(土)より、TMT公式オンラインストアおよびTMT OSAKA STOREにてスタート。サボの代表的な作品群を胸元に宿した本コレクションは、青春の記憶やアメリカ郊外の空気感を纏う1着に仕上がっている。

ジョセフ・サボ ── ティーンの一瞬を永遠に閉じ込めた写真家

1978年に刊行された写真集『Almost Grown』で一躍脚光を浴びたジョセフ・サボ。ニューヨークを拠点に、アメリカのティーンエイジャーたちの日常を切り取った作品は、時代を超えて多くのフォトグラファーやアーティストに影響を与えてきた。今回のコラボレーションでは、彼の代表作から5点をセレクトし、それぞれの写真が持つストーリーをTシャツというキャンバスに転写している。

写真を纏うということ ── セレクトされた5作品

Priscilla, Jones Beach (1969)


『Almost Grown』に収録された代表作のひとつ。海辺を歩きながら煙草を吸う少女の姿が、まさに“大人でも子供でもない”ティーンの曖昧な境界を象徴している。1991年にはダイナソーJr.のアルバムジャケットとしても使用された、カルチャー史に残る一枚である。

Street Kids, Long Island, NY (1975)


2020年刊行の写真集『Hometown』よりセレクトされた一枚。何気ない郊外の風景と、子供たちの無邪気さが交錯する、ありふれた日常の中のきらめきを捉えている。誰しもが持つ「子ども時代」の記憶を呼び起こす作品である。

Street Kid, Toledo, Ohio (1972)


銃を手にした少年の姿が象徴的な、1970年代アメリカの混沌を映すドキュメント。教師としてのキャリアを持つサボだからこそ成し得た、子どもとの絶妙な距離感が感じられる。

Deli, Long Island, NY (1977)


『Hometown』に収録されたもうひとつの作品。深夜のショップにたむろする若者たちの姿は、今も昔も変わらぬ青春の風景。自身のルーツを反映した自伝的要素も強い本作は、ノスタルジーに包まれながらもどこか現代的なリアリティを漂わせる。

Jones Beach, Long Island (2015)


600万人以上が訪れる観光地・ジョーンズビーチで撮影された作品。にぎやかな1日を終える頃、夕暮れ時に訪れる儚さが静かに胸に響く。サボが今もなお「青春」を追い続けていることを示す近年の傑作である。

目次

TMT×Joseph Szabo DRY COTTON S/S TEE

価格:12,100円(税込)
サイズ:M、L、XL、XXL
カラー:ホワイト/ブラック
販売開始は 2025年5月10日(土)正午12:00より。TMT公式オンラインストア、TMT OSAKA、ZOZOTOWNにて取扱予定である。

“写真を着る”という新たな体験をもたらす今回のコレクション。ノスタルジックでありながらも普遍的な美しさを持つサボの世界観を、ぜひ肌で感じてみてほしい。

TMT公式サイト

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